近年急速に普及してきているスマートフォンの影響から、歩きながらスマートフォンを操作する歩きスマホが社会現象となっています。それは何もスマートフォンだけではなく、他の事をしていても危険性は同様であり、さらに歩きながら何かをしているという事だけを揶揄しているのではありません。自転車や車に乗っている時に、スマートフォンを操作しながら、運転しているのも同様であり、それを総称してながら運転というのです。この運転によってこれまで多くの交通事故が発生し、多くの命が失われているのです。

さらに年々このような事故は増え続けています。これを受けて、罰則や反則金に関しても大幅に厳罰化されました。例えば携帯電話等の保持に対する反則金はこれまでの3倍近くになり、原付は5000円から12000円、二輪車は6000円から15000円、普通車は6000円から18000円、大型車は7000円から25000円に引き上げられました。このように事故の抑制に努めているのですが、一番大切なのはドライバーの意識です。「ちょっとくらいなら大丈夫だ」と軽い気持ちで携帯電話に触れる方が多いのが現状です。少しでも事故が減らせるようにドライバー一人一人が意識の向上に努めることが大切です。

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